2017年02月02日
薬剤師は、色々な職場で活躍してます。一般的には、病院と薬局に多くの薬剤師が働いています。ただ、病院と薬局では薬剤師の業務には違いがあります。そこで、病院薬剤師と薬局薬剤師の業務の違いを説明していきたいと思います。病院薬剤師は、主に病院に来院される患者様や入院される患者様に対して薬を提供する役割を担っています。薬局薬剤師の場合には、対象が不特定多数の一般的なお客様になっています。
そして薬を選んで、服薬指導したり、販売したりする役割を担っています。つまり、病院と薬局では薬剤師が対象とする人が異なることが一番の違いです。また、病院で働く薬剤師は、薬局で働く薬剤師よりも業務は幅広いという特徴があります。病院では、患者様に対して医薬品の調剤をするだけでなく、他にも注射液の製剤をしたり、消毒薬等の製剤をしたりもします。
ですから、病院の診療や治療に関わる全部の医薬品に関して取り扱うことになりますので、薬剤師の経験を積むには病院で働くのが適していると言えます。一方で薬局で働く薬剤師は、来店されたお客様から症状を聞いて、それに適した薬を販売していきます。その際、服用方法や服薬期間中の生活指導も同時に行っていきます。病院で働く薬剤師よりも業務の幅が限定されます。そして、病院とは違って宿直勤務がないです。あくまで店舗の営業は日中となっているので、宿直勤務が嫌な方であれば薬局で働くのが向いていると言えます。